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崇高な仕事

笑顔とありがとうが飛び交う職場
20代、30代の人がほとんどのこの職場
とにかく頭が下がる。
尊敬の念を抱く。

老人介護だからか
トコトンやさしい職員の皆さん。
食べる、出す、風呂
そのお世話がほとんどの仕事。

高学歴の、国家資格を持った方々
てきぱきと、壊れた頭の利用者の皆さんのお世話を
相手の立場にたって、かゆいところに手の届くお世話をする。
嫌な顔一つせず

素晴らしい人間力を持つ職員の皆さんは、
互いに先生と呼び合う。

年齢的に仕事を選べないとばかりに
介護2級の資格しか持っていない経験のない私が
こんな素晴らしい職員さんの中で働かせていただき


恥ずかしく思った。

仕事のない人が働く仕事と思ったらそのように思われる
しかし、崇高な仕事と心得て仕事をすると
崇高な仕事をしている人と思われるのは当然だと改めて思った。
# by kaigokiroku | 2013-11-26 18:15 | 介護日記

母は寂しがりや

今日は介護の仕事はお休み

ほかの用事で出かけ
帰りがけに髪を切りに美容院に寄り
自宅へ戻ろうとしたとき母から電話が入った。

誰も居ない、一人ぽっちでさみしいと・・・

毎晩夕食時には行くのにその時間まで待てない様子。

行くと素晴らしく喜んでくれる。

母との会話は面白い。

お蔭でウンコが出たよと語りだす。
冗談に、エッ?お母さんのウンコはお金で出るの?というと

そうよ、それを金運と云うんだよと
普通にお人より冗談が利く。

素晴らしい!!


それでいながら寂しくて、私に電話をくれたように
兄嫁にも、姉にも連絡を入れた様子。

然し兄嫁は夕飯の支度をしていると来てもらえないという。
姉は同窓会で出かけたという。

だから一日中一人ぽっちだと・・・

兄嫁が夕食を持ってきた。
兄嫁と話すうちに、
どうも母の声掛けで、来て母と話をしていてくれたようだ。
母はそれを忘れている。

母と食事を終え、しばらくして帰宅すると
また、母から電話が入る。
どうしたの?というと、
今日は一人ぽっちで、誰も来てくれないと話し出す。

今ちょっと前まで3時間母のもとにいたのに忘れている。
そして、寂しい、死んでしまいたいという。

それでいながら、昨日財布がないと大騒ぎして
ドロボーが時々入ると言っていたが、兄によってその財布が
母の箪笥の着物の中にあったことを覚えていて
笑いながら、頭が壊れちゃったんだよと語る。

しかたないよ、いっぱい働かせてきた頭だもの
何だって使えば摩耗するんだから、と笑いあうが

切ない。
# by kaigokiroku | 2013-11-24 00:26 | 介護日記

知らぬ間にお母さん、お父さんと呼びたくなる介護カナ

意識があっちの方に行っている利用者さん
食事も下の世話も喜んでやっている私に私が驚く。

かたくなに口を開かず食事をあまりなさらなかった方も
声掛けをして食事を口に運ぶと
じっとわたしを見つめ口を開いてくれる。

無表情だった方が
にわかに、かすかな微笑みをくれる。

思わずお母さん、お父さんと呼んででみたくなる。

使えない手で
私の腕をつかんでくれたりしてくる。

愛おしくなって抱きしめてしまう。
私が、やさしくなるのを感じる。

介護の仕事がこんなに素晴らしいものとは思わなかった。
仕事をさせていただけるという気持ちになれる。

腰がとても痛くなるけれど
くたくたに疲れるけれど

なんてすばらしい仕事なのだろう。
ありがとう!とつぶやく私

介護4っ日目帰宅したてでもこうして心を
言葉に表したくなる私の感動の実感です。
# by kaigokiroku | 2013-11-22 17:35 | 介護日記

介護3日目

今日はお休みです。

昨日介護三日目。
おむつ交換ひとりでやってみました。
しかし、全身硬直状態で、
お食事はよくとるため、
下のごちそうも沢山のおじいちゃん。

身体が大きいのと、全身、足も手も曲げたまま硬直状態に
3日目の私とすると難しい。
しかも、始末し終えたかと思ったら、
後からあとから前後からの排泄

手に負えなくなってしまいました。
汗だくになっていたら、先輩ガスケットに来てくれ助かりました。

でも、おじいちゃんの体が熱く感じたのです。
息も心なしか荒く感じました。

先輩にたずねると、発熱しているとのことで・・・
やっぱりでしたが、今日は休みなので、
状況がわからないので気になっています。


でも、そのおじいさん全身に発疹が出ていて
水泡になって・・・、あれって、
入るところは施設でなく病院なのではないでしょうかねえ。
# by kaigokiroku | 2013-11-21 10:20 | 介護日記

介護の仕事2日目です。

1日目は朝8時半~17時半まで、あっという間でした。
短期宿泊の方々のお食事の用意と介助と下のお世話、洗い物。
今日は、昨日にプラスおむつ交換、お部屋のお掃除、ベットつくり、お風呂介助などなど

いろいろ教えて下さる社員さんたち
なかでも、お一人の男性社員さんは、一回で覚えてくれと・・・

そのくせ、教え方が何だか分かりずらく、
察しながら一所懸命聞かないと
言わんとすることがわかりません。

その方が、私に何かおっしゃって、歩き出したので、
新たな事を教えて下さるのでついて来いという事かと思い
ついていきました。
二階に上がって行くので私もトコトコついていきました。


すると、男子トイレに入って行っちゃいました。

歩き出す前に言った言葉は「トイレに行く」と言って歩き出したようです。
可笑しくてしばらく笑いが止まりませんでした。


とにかくまずは利用者さんのお名前を覚えることに重きを置きます。
後のことは多分やってるうちに何とかなるでしょう。(笑)
# by kaigokiroku | 2013-11-19 21:28


実の母、そして仕事としての介護を通しての記録


by kaigokiroku

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